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リストマーク 夢の中の女。 

2010年02月17日 ()
地震があったなあと思いながら、朝目を覚ました。


水を飲もうと台所に通じるドアを開けると何だか変な匂いが鼻の中に入ってきた。
見渡してみると、シンクの上に食べかけの納豆や野菜クズみたいのが
少量ではあるけれど散乱していた。


こんなもん、俺、いつ食べたっけか?と思ったけれど、
いつも乗る時間のバスに間に合わなそうだったので、
急いで身支度を整えてそのまま家を出た。


住んでいるアパートの隣には畑がある。
畑の手前にはアパートにも畑にも属さない場所があり、
そこにはちらほらと雑草が生えていて、禿げた頭を思わせる。


そこに、女が潜んでいた。
否、潜んではいなかった。


女は雑草を頭に紐で括り付け、両手にも雑草の束を一つずつ持っていた。
いやいやいや、丸見えだよ。バレバレだよ。


女は小太りで不細工だった。
着ている服は上下揃いのスーツだった。色は倦怠を表したような色をしていた。
スーツのシルエットはもちろん時代遅れだった。
髪の長さは肩くらいまであったが、髪型があまりに二次元的だった。
艶のある綺麗な髪質は少し意外だったが、却ってそんな神の恵みに悲しくなった。


要するに、外見上から判断する限り、女には余程良いところがなかった。
というか、極めて珍妙であった。
俺は、泣けてきそうだったが笑いそうでもあった。


発見してしまったものだから、成り行き上その女と目が合ってしまった。
待ってましたとばかり、女はイタズラに成功したときのような表情を浮かべて、
こちら目掛けて走って来る。


うわっと思って、俺はびくっとなって身構えたけれども、
俺の目の前まで来るなり、女はすっと右に曲がり
俺の部屋の方へと走っていった。
そして、そのまま何も言わずに部屋の中へと消えていった。


当然、俺は部屋を出るときにドアーの鍵を掛けていた訳だけれども、
じゃあどうやって女は俺のヘヤーに入ったのかというと、
ヘヤーのドアーがいつの間にか便所についてるドアーみたいな
下のところに広い隙間があるものになっていて、
そこでオットセイのように体をくねらせて少しずつ入っていったのである。


ガタッ、ガタッ、ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ


俺は呆気にとられている。
俺は呆気にとられている。


というところで目が覚めた。
ああ、変な夢を見た。本当に。
ともかく、地震があったなあと再び思いながら、身支度を整えて家を出た。
キッチンには誰かが食い残した納豆なんて無かった。


バス停に向かう。いつもの朝だ。
寒空の下、バスが来るのを待っている。


すると、向こうからさっきの女が歩いて来るではないか。
夢の中の女が手に持っていたのは雑草の束ではなく、大丸の紙袋だった。


俺は考え込んでいる。
俺は考え込んでいる。


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[2010.02.17(Wed) 14:46] くらしTrackback(0) | Comments(0)
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